• テキストサイズ

【R18】夜行列車は逆ハー行き

第7章 悪魔の忘れ物




「…どうぞ、とは」

分かり切ったことを問う自分。

「もち俺から攻めてくれていいんすよ?」

「夏海さんを信じます」

おふたりは、真っ直ぐと私の目を見た。

その視線に痛みを感じるのは、選べない自分への怒り。

『奉仕しない』なんて手、あるわけない。

私はどちらかにきちんとお返しを。

どちらか…

先に奉仕されたいよね、普通…。

私はもう一度ふたりを正面から見て、ぷいっと顔をそらした。


「ごめんなさい…選べません」

私がおふたりに頭を下げる。

と、


その時だった。




/ 87ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp