• テキストサイズ

【R18】夜行列車は逆ハー行き

第6章 調教の成果(邪魔された)




根津さんがくるりと背を向け、ドアノブに手を掛けた。

私は、若干状況を飲み込めていないまま、見送る。

最後に一礼をして、何事もなかったように去る根津さん。

「皆さん、帰りましたよ」

ソファを起点に呼びかけて、結城くんは服を着ていないまま現れた。

その直後、同じく半裸の吉野さんもひょっこり現れた。


「チキンっすね」
「…くっ」

結城くんが、吉野さんをあざ笑うように、見下ろした。

「背伸びをするのは、大変でしょう」

その結城くんの頭を、すん、と押して、かかとを床につけさせる。

「何するんすか!」

結城くんも背が高いと思ったけど、こうして見ると吉野さんの方が高身長なことに気づく。





/ 87ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp