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【銀魂】偽りのお姫様
第3章 真選組の姫と姉
ー真選組屯所ー
「お姉ちゃーん!真面目に練習しないと、また副長に怒られるよーー。」
黒髪の少し小綺麗な背の高い女が木の上にむかって叫んだ。
「お姉ちゃん!!そこに居るの分かってるんだから!昼寝してないで!稽古始まるよ!」
『うるさいな~。もう少し寝かせてよー。』
木の枝に乗り幹にもたれていた染めたとよく分かる金髪の今風ギャルのような女がぶっきらぼうに答える。
その後も何度も同じようなやり取りをしているが木の上の女は一向に答えようとしない。
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