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スーパームーンのキス

第2章 スーパームーンのキス~玉森編~


「わぁ~~きれ~~!!」

「え?なにが?」

「月!!スーパームーンって言うんだよね?」

「そうなの?」

って、ベランダまで彼女が出てきた

「知らないの?スーパームーンの下でキスしたらその二人は永遠に結ばれるんだって」

「えー、そうなの?」

「うん」

笑顔で答えたら彼女が

「じゃあ、キスしないとじゃない?」

って、小首かしげて言うから

「しちゃいますかー?」

そう言って頭に手を回して背中を丸めてキスをした
一瞬離れたけど、もう一度キスをする、もっと彼女の唇を味わいたくて

「ん、ん・・・」

彼女が色っぽい声をだした

「ねぇ、俺、キスだけじゃつまんなーい」

彼女の腰に両手を回しておねだりしてみる

「だーめー」

って、言うから

「あのね?俺は男なんだよ?そんな意地悪言うなら力づくでも犯しちゃうぞ?いいのか?」

「こわーい」

ふざけて言うから
ヒョイっとお姫様抱っこしてベッドまで運んでいった
嬉しそうに俺の首に手を回して見上げてる

「ほーら、簡単にベッドまで連れてこられちゃったでしょ?」

言いながら彼女に跨った
俺の下で彼女は妖艶に微笑む
余裕?ちょっとムキになってきた
余裕なんかなくしてやりたくなる

「今のうちだけだからなー?そうやって笑っていられるのも」

そう言って少し強引なキスをする
そのまま首筋に唇を這わせると頭上から吐息交じりの喘ぎ声が聞こえてきた
ほら、だんだん余裕がなくなる

耳元で

「さっきキスしたら永遠に結ばれるって話したでしょ?あれね?俺がキスしたかっただけ」

って言ったら彼女は「えー」って不満そうな声を出した
これって俺の勝ちじゃない?ふふふって俺は笑った
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