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7人の赤ずきん

第6章 6人目


昔々、小さな家に一人の子供とお母さんが住んで居ました

そんなある日、お母さんが言いました

「ねえ、赤ずきん?風邪のお婆ちゃんの為にお薬を持っていってくれない?」

『ん?別に良いよ!』

赤ずきんは言いました

「それじゃあ、決まりね!悪い狼には気おつけてね……?けして、寄り道してはいけないよ?」

『うん!いってきまーーす!』

赤ずきんはお母さんに手を振って

お婆ちゃんの居るお家まで歩き始めました

森は何本もの木が立っていて

迷いそうな雰囲気です

『あーあーこの木がチョコレートだったら良いのに……』

そう言って赤ずきんは歩きながら思いました

それと同時に怪しい影が赤ずきんの後を追っていました

それは、狼だったのです

狼は赤ずきんを見つけて

食べようと考えて居たのです

「うしし、そうだ!先回りしてその子の話を聞いてみよう」

狼は近道して、赤ずきんの前に来ました

「やあ、赤ずきん
こんな所で何をしてるんだい?」

『お!狼か!遊びたいのは山々なんだけど……おいら、これからお婆ちゃんの家に行くんだ!』

「そうなの??せっかく美味しい食べ物がいっぱいあるところを見つけたんだけどな……」

そう言われた瞬間、赤ずきんは目が光りました

『ほ、本当か!?』

狼は頷きました

『ちょっとぐらい、寄り道しても良いよね……腹は減っては辿り着けぬ……なんてなw』

「じゃあ、行こうか」

赤ずきんは食欲に負けて

狼について行ってしまいました
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