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~囚われの姫君~【中世☆黒子のバスケ】

第12章 【第十一章】キセキの領主 =黄瀬=(激戦の海)


「な、ナニッ!?」


日向の乗る戦艦の、すぐ横に控えていた艦隊が次々沈んでいく。


「な、なんでだよ…お前、一番後ろに…………?!?!」


そして沈む船から、黄瀬がひらりと自艦に飛び移った。


「俺も魅せるっスよ。」


そして黄瀬は、日向に向かって笑った。
その目は、相手の背筋をゾクリとさせ、戦意を喪失させるに十分な凄みがあった。


『……これが、キセキの領主。黄瀬涼太……』

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