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~囚われの姫君~【中世☆黒子のバスケ】

第3章 【第二章】(隙間)領主の想い


【緑間の想い】


国王の寝室から退室し、日が落ち薄暗い廊下をあるいていると、激しい物音が聞こえた。
物音は自分に用意された部屋からだった。
扉に聞き耳をたてると、


「おいっ!!真ちゃんの部屋こんなんして、俺が怒られっだろー!」

「秀徳の領主は何処だっ!」

「だーかーら、しらねーって!俺も来たらいなかったんだからぁーー!っうわ、アっブねっ!」


どうやら緑間の代わりに、高尾が襲われているようだった。
ガタガタ、バシバシ戦闘音が激しくなってきたので、バッと扉を開いた。
すると部屋にいた人間が一斉に一時停止し緑間を見つめてきた。


「あ、真ちゃん…」


高尾は、緑間の部屋にあった椅子持ち上げて戦っていたらしい。面識がない武装した5人は、緑間を認識すると改めて剣を構えた。


「秀徳の領主、その命頂きますっ!!」


緑間と高尾は、息をのむ。


「だぁーーーっ!」


1人が切り込んでくると、同調するように他の4人が斬りかかってきた。


「真ちゃんっ!」


高尾は持っていた椅子を、緑間に向かっていく刺客へ投げつける。

刺客の1人の頭にヒットし倒れるが、後の刺客4人は、構わず緑間に斬りかかる。

緑間は、攻撃を素早く避け機会を伺っていた。

椅子を投げた後、高尾は、ベットの上でセコセコ工作をこさえていた。



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