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Dye D? 3

第11章 死神





しかし、村上はそれ以上言えずにいた

苦しそうに唇を噛みしめているのを

見た横山が



横山「雪は、その敵に夢の中で捕まって

今は逃げてる最中や」



みんなの顔つきが変わった


そして動揺が走った




横山「今回の敵は・・・・

マルが言うには死を司るものらしい」



動揺している仲間に冷たく言う



錦戸「死を?」



錦戸は、見た姿を思い出していた




安田「って事は死神って事なん?」


安田の言葉に仲間の顔色が青くなる



横山「ヤスの言う通りかもな・・・」



横山は小さく呟いた



渋谷「なんで、俺らが

死神に目をつけられるんや?」



自分の置かれてる状況をやっと

把握した渋谷は焦っていた



丸山「遂に、僕たちにも順番が

回って来たって事かも・・・」



丸山が寂しそうに呟く







すると横山が小さく笑った


それは不敵な笑みだった




横山「一概には言えんな・・・」


みんなは一斉に横山を見た




横山「敵は言った事を思い出してみろ?

お前らでもないは、俺とマルではない

そして、亮の所ではお前でない・・・」




みんなの顔つきが変わる



横山「会ってない、

三人を探してるか・・・・」



横山は、冷たい深紅の瞳で

渋谷、安田、大倉を見た




横山「今回のゲストの一人を

探してたんかもやで?」




その言葉を聞いた途端に

村上が口を開いた




村上「そやったら

俺らと会ってる時に連れてるやろ?」


村上には横山の

言いたい事が理解できたのだ



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