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Dye D? 3

第71章 終焉







 ロビーを奥の部屋で

みんなはやっと心を落ち着けて

くつろいでいた




村上は雪の膨れたお腹を見て

嬉しそうに微笑みながら言った



村上「ほんまに、良かったな

一時はどうなるかと思ったがな」



その言葉に雪は嬉しそうに答えた


雪「本当に

心配とご迷惑をかけてしまって

でも、この子たちも元気で良かったです」



今回の事を思いながら

村上はお腹の子を思って

嬉しそうに微笑んだのだ



すると、大倉が静かに頭を下げながら



大倉「いつも、助けてもらって・・・

本当にすまないと思ってる

俺の力不足で・・・・」



申し訳なさそうにいう大倉に

安田が微笑みながら言った




安田「助け合うのが仲間やろ

やから気にすんなって・・」



大倉は照れ臭そうに笑って

雪のお腹をそっと撫でたのだ



すると安田の傍に座っていた

錦戸が静かに言った



錦戸「その子は俺らの

箱の底の光やからええんちゃうん?」



その言葉を聞いて

話の分からない者は

不思議な顔をすると

ソファーに寝そべりながら

聞いていた渋谷が言った



渋谷「最後の希望って事や・・・・」



そして照れ臭そうに笑っていた



そんな渋谷を見ながら雪は

寂しそうに言ったのだ



雪「今回は

本当に悲しい結果になって・・・」



その言葉に丸山も辛そうに



丸山「本当に敵が許せないよ・・・・」



今まで本を読みながら

仲間の話を聞いていた横山が

顔を上げた





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