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Dye D? 3

第68章 対決【後編】








その光景に誰もが声をだせずにいた






『く、くそぉ・・・・』


ミナも折れた鎌を見て

身体を震わせて悔しそうに呟いた


そんなミナを見つめながら

横山は静かに言ったのだ



横山「もう、お前の負けや・・・」



その言葉を聞いたミナは

俯き不気味な笑い声を出し始めた



『言っただろ・・・・

俺とお前たちには終わりはないと・・・』



それを聞いた安田が怒りながら言った


安田「ええ加減、負けを認めろよ!」


ミナは安田を冷たい目を見せながら



『この借りは必ず返すからな・・・

吸血鬼たちよ・・・・』






その言葉を告げた途端

ミナは糸の切れた人形のように

床に崩れ落ちてしまったのだ




驚いてミナに駆け寄った

丸山は悲しそうに仲間を見ながら

静かに首を振った



丸山「もう、亡くなってる・・・・」



丸山の表情を見て

村上が優しく肩を叩いた


横山はミヨの死体を見ながら


横山「逃げよったか・・・」



そう言うと折れた鎌を拾ったのだ



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