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Dye D? 3

第40章 二人は・・・・








大倉は村上と一緒に

ミナを部屋に運んで寝かせていた




ゆっくりとベッドのかけ布団を

ミナにかけると

大倉は静かに寝顔を見つめていたのだ





その様子を見て村上は少し考えながら



村上「お前は、こいつが鍵やと?」



その言葉に大倉が頷く



大倉「彼女は感情の起伏が

激しすぎるよね

まるで

もう一人の感情を奪い取ってるように」



その言葉に村上は考えるように



村上「まぁ、対照的な双子やけど・・・」



大倉は少し大倉に微笑むと



大倉「もう一人は人形のようだよね・・・」


その言葉を聞きながら

村上は寂しそうに笑った




村上「人形ね・・・・」




大倉はミナの寝顔を見て考えていた



対照的だが

ここまで、もう一人を敵対するには

何かがあったはず




それは、水の事故・・・




大倉「俺は

やり方を間違えたのかも・・・」



大倉は寂しそうに呟いたのだった

それを聞いた村上は笑いながら言った



村上「まだ結果はでてないやろ?

諦めんのは早すぎんか」




寂しそうにミナの寝顔を見ている

大倉を励ましたのだった



大倉は励まされながら

祈るように見つめていた

この結果が横山たちにどう影響するのか





幸運を祈っていたのだった








ミヨは夢を見ていた






それは子供の時の夢・・・・


ミヨと水遊びをしていた

自分の麦わら帽子が飛んで行ってしまった

拾いに行こうと


水の中を進んで行って・・・・








『全てを忘れろ・・・・』




ミナは気持ち悪い声に起こされるように

飛び起きた




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