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Dye D? 3

第39章 事実は・・・







横山は自分の考えを話したのだ




横山「俺は死神の一人やと思ってる

何を考えてか分からんけど

双子の一人を操り

俺らを捕まえた・・・・」




錦戸はその言葉に息を飲んだ

しかし横山の言葉は続く



横山「敵の目的がわからんから

わかり次第に

向こうに戻る」




そう言うと笑ったのだ

それを聞いた錦戸は



錦戸「戻るってどうやって?」



その言葉に横山は錦戸を見つめ



横山「帰る道は

もう見つけてる」




すると安田も質問した



安田「なぁどうやって

相手の目的がわかるん?」



その言葉に横山は





横山「もう少ししたら

アイツらが何かすると

こっちに変化があるはずや・・・・」



すると雪が反応して



雪「まさか大倉さんが?」



横山は静かに頷いた



横山「アイツらの出方で

敵はかなり焦るかもな・・・・」



そう言って口の端を上げて笑ったのだ



雪「出方って・・・

危険な事じゃ・・・・」



雪は心配そうに瞳を揺らして言った

横山は黙って見つめていた




すると錦戸が




錦戸「横山くんの考えじゃ

吸血鬼は

危険は付き物って事やんな」



そう言って笑ったのだ

すると横山が悪戯気に

錦戸に質問した



横山「お前、腹は減らんのか?」




その言葉に

錦戸は驚いたように笑った



錦戸「なぁそれって

俺がいつも腹減らしてるみたいやん」


横山は笑いながら


横山「減らしてるやんけ」


すると安田も言いだした



安田「そう言えばさ

亮ちゃん今回は

ゲストに喰いつかんかったよな?」





その言葉に錦戸は考えながら言った





錦戸「ホンマやなんでやろ?

これって胸やけちゅうのか?

喰いたくないって思ってさ・・・」




その言葉に

横山の深紅の瞳が鋭くなった




横山「それは、どっちをや?」




その質問に錦戸は考えた





錦戸「まぁ、どっちもやけど」



少し苦笑いしながら言うと


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