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Dye D? 3

第39章 事実は・・・






 錦戸を横山が部屋に戻って来ると

安田と雪が先に帰って来ていて

二人はリラックスするように

思い思いの場所で過ごしていた




安田は横山の顔を見て

ホッとしたような様子を見せた




雪は静かに何かを思うかのように

マリア様の絵を見ていた




横山は二人の様子を見ながら

部屋に入ると

ソファーに座った



そして二人に向かって聞いた




横山「その表情は、あったんやな?」




その言葉に安田は頷いて返事をした


その様子を見ていた錦戸は




錦戸「向こうにあるのは

こっちでもある

ほんまに対なんや・・・」



嬉しそう笑ったのだ

錦戸の言葉を黙って聞いていた

雪が横山に訊ねた




雪「真実を映すという事は・・・・

それで犯人を調べるつもりなんですか?」



その言葉に横山は首を振った



横山「あれは神が使ったらそうやけど

実は神の世界へ通じる道なんや

俺らには使われん・・・」




その言葉に雪は驚いた



雪「なぜ、その事を・・・・」




雪には、そんな物がある事も驚いたが

神の世界にこの屋敷から行ける事に

驚いていた




驚いている顔を見ながら

錦戸が笑いながら言ったのだ



錦戸「実はさ

横山くんの彼女は

なんと神様の娘なんや」


錦戸は黙っている横山を見て

ニヤニヤしていた



そんな錦戸を無視するように

横山は平静を通していた



すると安田も一緒になって

嬉しそうに言いだしたのだ





安田「そうそう、

神の娘に手を出した

悪い男なんやぁ」



その言葉に雪は衝撃を受け

驚いたように横山を見た





すると横山は表情を変えずに言って述べた




横山「それがなんや

俺の勝手やろうが

それに今は

その話ちゃうやろが?」





横山は自分を正していた

今は、ここでする事をして

この世界から出なければならない



たとえ


普通の人と変わらなくなったとしても



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