第11章 再開
この見詰められてる感
んんんん,逃げるしかない!??そ,だよね!
『ワタシはももこと言う人ではありませんヨ.では,有難う御座いました!』
車椅子に乗せて貰った瞬間に慌てて道を突っ切ろうとする
「待て待て待て,行かせるわけないだろ?‘ももこ’ちゃん」
『ひい!』
とさかに道を塞がれ,研磨に後ろから抱き締められる
「...会いたかった」
『...え○a▽あcgt@mqd!???!?』
研磨のさらさらな髪が頰に触れる
久々の温もりに驚き身体は硬直だ!たったー
「ももこー?大丈夫かー?」
『いや,だから私はももこって名前じゃ..』
やっ君の綺麗な手が見える
え?凄い男の子の手だ綺麗だけどごつごつし「ってことで,ちゃんと話聞かせて貰おうか?」
『だ,だから..「桜乃 ももこだろ?」
真剣な瞳で見詰められる
まるでそうであって欲しいみたいに名前を紡ぐ
「..俺だって,会いたかったんだ」
『..!??!??』
「おい!「夜久だって抱き締めたろ?」..ッ」
「ももこは俺の...だめ」
え?何ですかこの状況
一瞬意識飛びかけましたよ???
誰か助けて下さい
え?助けて欲しくはないけど助けて下さい(矛盾)