• テキストサイズ

あなたの声が聞きたくて【another story】

第8章 国見英












「優さん鼻水つけないでね」


「英が意地悪だぁぁ」


「鼻水は無理。」


メソメソしてる優さんの背中を擦りながら腕の中に閉じ込める。


この人を守りたい。


この人と死ぬまで一緒にいたい。


きっとこの人となら退屈しないだろうし、何より幸せになれる。


「優さんもう泣き止んだ?」


「泣いてないー」


「泣いてたじゃん。俺の肩冷たい」


「泣いてないもん」


「はいはい」



普段は俺まだまだガキなところばっかりだけど



「英、ちゅーして?」


「いいよ。」



ちゃんと甘えてもらえるようになりたい。


「優さん、愛してる。」







/ 194ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp