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うちはの少女

第17章 帰郷と波乱




イタチと鬼鮫がナルトを訪ねていたそのころ、サスケもナルトを探して宿場町を奔走していた

サスケ
(アイツが近くに…!!)

遠くに走っているサスケを見つけた

ユヅキ
「待って!!サスケ!!」

ユヅキは奏多にサスケを追うと伝えると、

奏多
「無理しないでよ。」

ユヅキを心配して帰っていった




サスケ
「うちはイタチ…アンタを殺す!!」

ユヅキ
「サスケ!!」

ユヅキが追いついた時には、サスケがイタチに宣言し終えていた

鬼鮫
「ほぉ…写輪眼。しかもあなたに良く…。おや?そちらのお嬢さんはどこかで…。いったい何者です?」

イタチ
「オレの妹弟だ。」

サスケは印を組んで、千鳥のために掌にチャクラをため始める

サスケ
「アンタの言った通り…アンタを恨み憎み、そしてアンタを殺すためだけにオレは…」

ユヅキ
「サスケ!!」

サスケ
「生きてきた!!!」

チリリリ、音が立つ

サスケは壁に千鳥を押し当てながらイタチへと向かって攻撃に出た

だが、イタチに簡単に腕を掴まれてしまい封じられてしまった

ナルトはサスケのピンチに急ぎ印を結んだ

その時、周りの空気の変化にユヅキ、イタチ、鬼鮫が気づき、イタチは邪魔だとサスケの腕をへし折った

サスケはうずくまり、その場に倒れこむ

ユヅキ
「サスケ!!そのまま動かないで!!!」

ユヅキは身に着けていた刀を手にイタチとサスケの間に割り込んだ

ユヅキ
「サスケ、立てる?」

イタチに向けて右手で刀を持ち、左手でサスケを支えた

イタチ
「ほぉ…。お前もオレに刀を向けられるようになったようだな。…手が震え、汗が止まらないようだな。」



一方、鬼鮫はナルトに鮫肌を大きく振りかざそうとしたが、次の瞬間、大きなカエルに受け止められていた

自来也
「お前ら、ワシの事を知らなすぎるのォ…」




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