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見えない愛【進撃の巨人/R18/BL】

第4章 甘くて苦くて




 これは何だろう。

 仲間でも、家族でも、同士でも、友達でも、そんな軽い相手に向けるモノじゃない。

 この感情はなんだろう。


 知らなくていい。

 だけど知りたい。

 余計なものだ。

 だけど必要だ。


 日に日に重くなるそれが、お前に向ける感情と知りながら背を向けて、俺はそれを見ないのだ。


 リヴァイは悩む。

 きっと答えは出ないから。


 誰も答えはくれないから。


 それは多分、


   恋だろう。



 気が付けば落ちる、気付いても登れない、そういうものだろう。


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