第38章 afternoon date.
いやじゃないみたいだ。
私はかがみこんで渡先輩の服を広げた。
それはもうしっかり立ち上がっている。
でも私もしたい。
してもらったんだからお返ししたい。
まあ…あんまり上手かわからないけど!
口にそれをくわえる。
優しく舌でなめて口とそれの温度がなじんできたらちゅうちゅう唇で吸う。
美味しいわけではないのに何故かたまらなくよだれが出て止まらない。
むぐむぐひたすら舐めて吸って味わう。
「っ…はぁっ」
唇を離すとぬらぬらしたそれが目の前にある。
あんまりまじまじ見るものじゃないからちょっとめずらしい。
おっきくて、かたくて、何だか強そうだ。
これがいつも私の中に…………。
ふあ、胸がきゅんきゅんする。
そのまま視線を上に向けると逆光でうすぼんやりとした顔がこっちを見おろしていた。
真っ赤に光る瞳孔が私を刺さんばかりに見ている。
一一私を捕食したがっている眼にドキドキした。