第1章 Battle1　サヨナラは突然に

そして、僕は今相棒を待ってる。
今日は、相棒の誕生日だから。
前々から相棒が欲しがってた武器が手に入ったんだ。

黒くて赤い、このゲームによく似合う美しい剣。

まぁ、相棒は魔法専門だったから、この武器が持てない。
持つためには、一から剣の修業をしないとね。

そんな武器なんて、なんで持つのか、理由はさっぱりわからないよ。
でも、アイツはいつも気まぐれ。
そこが、わからないからこそ面白いのさ。