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七つの大罪と光の少女

第6章 Do Let's talk about my past


「まてまてまーて、ちょっーと待ってくれよ」

「何か?」

「お前さ、王国聖騎士にならないか?」

「…っ」
少女の顔が歪む

「私は……」


「と、待て待て名前聞いてなかったな?」

「あぁ…私の名前は……名前は?
















私は誰なの?」



少女の記憶はすっぽりと抜け落ちてしまった…




父との思い出さえも…



自分の名前さえも…




全て忘れてしまった…







思い出す事も無いあの








母の名前も…








「何だ?名前は無いのか?」


「あった…筈て思い出せないけど」


メリオダスは困って悩んだ末こう言った


「…ゆうな…それがこれからのお前の名前だ」



その…ゆうなと聞いた瞬間

少女に変化が起きた…




「!?」


髪の色が黒からシルバーに変わり



瞳には光などないかサファイアのような
透き通った色になり



こう言った


「私は…ゆうな






お父さんが付けてくれた…大切な…




ぐすっ






大切な…名前…ぐすん」


「!うんにゃ! 俺はたまたまゆうなの本当の名前を付けていたのか?」


少女は…

「私!王国聖騎士になりたいの!」

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