第18章 決着の時間
お風呂も入ったし、髪も巻いた
服装もオッケイ!
なんか、私。無駄に気合入ってるな・・・
あ!!早く行かなきゃ、時間が・・・
急いで全力で走っていった。
道はこっちで合っていたっけ・・・?
段々不安になった。
そこらあたりをきょろきょろ見渡していた
「あっれ~?もしかしてどこかで会ったことある?」
背後から聞き覚えのある声がした。
ビックリしてすぐ離れた。
「うわぁぁ!!」
「いやいやいや!俺っすよ?覚えてないっすか?」
え~っと・・・
どこかで会ったような・・・
ああ!あの時いろいろ教えてくれた黄瀬君か!!
「き、黄瀬君ですよね・・・?」
「そうっすよ~!君はえ~っと確か・・・」
「あ、藍です。洛山の」
「そうそう!赤司っちのところのマネージャーさん!」
「そうです。」
「どうしたの~?こんな夜道女の子一人で?」
どんどん話が進んでいく
時間大丈夫かな?
ま、早めに出たし大丈夫だね。
「あ、これから赤司君のところに行くんですけど、道に迷ってしまって・・・」
「赤司っちの所って赤司っちの家っすか?」
「はい、そうですけど?」
「へぇ~赤司っちがね~」
なんかニヤニヤしてる・・・
え、どういうこと?
「えっと、道ってわかります?」
「赤司っちの家ならこの通りっすよ!」
「あぁ!そういえばそうだった。ありがとうございました。」