• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《3》

第8章 覚醒と勝敗




残り時間4秒、ベンチからはドリブルする彼に「いけぇ黒子ー!」と声援を送っていた

だがそんな黒子を前にナッシュ「ふざけるなぁ!!」回り込んだ




「負けるもんか…ボク達は絶対に勝つ!!」


[つけあがってんじゃねぇよサルが!オレに勝とうなんて100年早ぇんだよ!テメェごとき一瞬でつぶしてや…]


「一人じゃねぇよ、カン違いすんな」


「勝つのはオレ達だ」



ゴール直前に、黒子の後ろからは現・光と元・光である火神と青峰が走ってきており、「終わりだナッシュ!!」と口を揃えていった

幻影のシュートのフォームで黒子が2人にボールを上げると、ナッシュはブロックに跳び、対し「決めろー!!」とベンチから、キセキから、観客が声が上がった

火神と青峰はそれに返事をするかのように「くたばれ!!Jabberwock!!」とナッシュを吹き飛ばしダンクを決めた

その瞬間、時間は0秒を、点数は92対91を表しており、みな立ち上がった




「試合終了ー!!」


「うおおおっやったぁー!!


「VORPAL SWORDSの勝ちだー!!」



喜ぶVORPALSWORDS側のベンチでは相田が笑っており、桃井が飛び跳ね、苗字が彼女に手を取られ一緒に飛び跳ねるようになっていた

そのとなりでは日向、若松、高尾が声をあげており、黄瀬が紫原の背中を押してコートへ向かい各々ガッツポーズをとった

しかしそんな中、[ふざけんなぁ!!]とシルバーからの怒りの声があがった




[マグレだ!!マグレに決まってんだろうがこんなもん!!
もう一度やりゃあすぐにわかるぜオイ…]


[…やめろシルバー、みっともねぇ。勝負は結果が全てだ
アイツらの方が強かった…それだけだ]


[…クッ…クソッタレがぁあー!!]



そんな声の後、彼らは挨拶をし、再び声をあげて喜んだ

バスケ界の無念は、果たされたようだった





/ 93ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp