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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《3》

第2章 親善試合




第3者side



不世出の5人の天才「キセキの世代」、そしてその5人が一目置いた存在「幻の6人目」、彼らが所属した帝光中学は最強を誇り中学バスケ界に君臨した

だが彼らはその強さゆえに道を間違い、高校では互いと戦うべく別々の高校に進学
そこで「幻の6人目」は自分の影となるべき光に出会う

そして光と影の2人を中心としたチームは「キセキの世代」全員出場したウインターカップで数々の激闘の末優勝
同時にその過程は歪んでしまった「キセキの世代」達に影響を与え、彼らは歩むべき道を進み始めた

だが、その後1度だけ光と影、「キセキの世代」彼ら全員の道は重なることになる

しかしこれは現在の世界であり、彼女が居た世界では少し違う結果が生まれていた
それでも彼らは色々あったが、それでもこの重なる道も、何もかもそれに繋がっていた


そんな彼らの道が重なる話はとある日の空港に彼らが到着した所から始まる

そこには多数のカメラマンが出迎えのためなのか出ており、たまたま空港を利用していた人は「うわ…!?なんだコレ!?芸能人でもいるのか!?」と驚いていた

丁度そこにキャリーバックを転がして、彼らがやってきた




「あっ…来た!出てきました!!USAで…いや世界で今圧倒的人気のストリートバスケットボールチーム、リーダーを含め全員が18歳前後とありながら
超絶なパフォーマンスで観客を魅了し時にはNBA選手もきりきり舞いさせるほどの実力を兼ね備えたJabberwockです!」



彼らの貫禄に記者達はガラが悪いやデカイなど、怖い等の言葉をヒソヒソと話していた

その中で1番最初に彼らに話しかけたのは女性記者だった




[あのっ…いくつかのイベントの後最後は大学生のチームと親善試合がありますが、意気込みなどは…?]


[あ~ん?]



今答えた彼の名前は「ジェイソン・シルバー」、210cmで115kg、そしてCで色黒に銀色の髪、耳に大量のピアスが特徴的な男である






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