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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《3》

第3章 集合!




そんな青峰と黄瀬、赤司のやり取りのそばでは高尾が「しっかしその2人以外もマジレベルが違うぜ。「キセキの世代」と遜色なし。ヤベーぜホント今回の相手は」と言っていた

彼の隣で緑間は眼鏡をかけなおしながら「…フン」と笑った




「だが見ればわかるのだよ。どいつもこいつも人事を尽くしていない。どれだけ強かろうが気にくわんな、オレの3Pで蹴散らしてやるのだよ」


「おー期待してんぜ」



そんなやり取りの末、黄瀬は何を考えたのか立ち上がった




「まーまー!どんな相手でも絶対勝つっスよ!!オレ達は強いっスから!!」


「お前がしめんなや!!」


「いてぇっ!」




青峰に蹴られた黄瀬を見ていた苗字は一瞬驚いたような表情をしてから笑った




「本当だよねー…負けたら、何をしよっか…」


「?」


「帝光中学肝試しでも、行いましょうか♡」



そう笑った苗字に対して内容を知っている帝光出身の彼らはピシッと固まって、あの暑苦しい男に負けないような謎の炎を出し始めた




「…これは、負けるわけにはいかないのだよ」


「それはもっともだな…」


「…あ、じゃあ勝ったら名前っちと付き合うなんて」


「お口チャック涼太」


「ヒドいっス!!」



そんな彼らを見ていた景虎はカゲトラ「気合は問題なさそうだな。じゃああとはたのむぜ」とドアを開けてどこかに行こうとしていた

相田の「どこ行くの?」という問いに「六本木のキャバクラ」と答えた景虎は選手達を指差してまた中へ戻ってきた




「まじで頼むぞお前らぁ!!あのクソ共ひきとめる為にオレの自腹で毎晩遊ばせなきゃなんねーんだからよ…あんトキ勢いで出すとか言っちまったばかりに…勝ったら死んでも全額払わせてやる…」


「(この闘い…実は相田家の未来もかかっている!!)」



景虎はズーン…と重いオーラをまとったまま六本木へ出かけて行った

一方黒子はスクリーンをそのまま見つめており、Jabberwockを見て静かに怒りを顔に見せていた





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