第5章 ご
みんな男性だと聞いていたが、美形なんて聞いてないぞおっさん。
なんか、アイドルとかに居そうだなぁ…
?「えっ、俺らアイドルだよ?」
マジで?そっかーやっぱりかー…って、ん!?
『マジっすか!?』
?「まじまじー。」
ってなんで私が考えてることわかったんだ…
?「だって声に出てるもん、バカなの?」
私の前にふわふわとマッシュルームヘアをした男性が現れた。
『バカって言った方がバカなんですよ?』
バカと言われた私は負けじと言い返す。
?「俺バカじゃないからw」
『そうですか、そうですか。あと邪魔です。バカさん、どいてください。』
?「ちぇーつれなーい。てか、バカさんって何w俺のこと?」
『ほかに誰がいるんですか?』
?「俺の名前は伊野尾慧。伊野尾様と呼べ!」
『なんか、めんどくさいですね。』
?「何々由紀ちゃんツンデレ?」
埒が明かないと思った私は持てるすべてのスルースキルを発動。
そのあとも懲りず話しかけてきたが私は知らない。何も聞こえない。
2人目の住人、伊野尾慧。
第一印象は面倒な奴