第2章 ~一次試験~
「俺は35回もテストを受けてるから、ベテランなのさ
わからないことがあったらなんでも聞いてくれ」
「結構です」
貴方の鼻が何故四角いのかを聞きたいですね
まあ、クソ程に興味はないけど
「まあそう言わずに!俺はトンパっていうんだ
あ、これ、お近づきの印に」
そう言われて差し出されたジュースをもらった
僕、水とか紅茶、コーヒーしか飲めないんだけど
でも、もらったからには飲まないとな
カシュッ
・・・ゴクッ
・・・!
「これ・・・何入ってるの?
もしかして・・・下剤、とか」
無意識のうちに口角を上げる
図星だったらしくトンパは額に汗を滲ませながら、適当な理由を
つけてどこかにいった
ハッ、僕にはそういう類のものは効かないんだよ
さて、邪魔者がいなくなったところでゲームをやりますか