第2章 ～一次試験～

【キルアside】

それから数分間、ずっと“それ”をおしつけられていた


それで、顔が少しあつくなってきたし、
そろそろ限界だから離れろって言ったら、今度は

　　　　　　　　　　「キルアの匂いは落ち着く」

なんて言われたから、一気に顔の方に熱が集まった



「ば、ばかなんじゃねーのっ
つーか、蝶くらいでビビり過ぎじゃね」



気付かれたくなくてそっぽ向く


けど、ゴンに気付かれた


あー、もう、なんでそういうこと恥ずかしげもなく言えんだよ


調子狂う・・・