第10章 さつきとのお風呂
征十郎とテツヤと真太郎はご飯前にお風呂に入ったので、涼太、大輝、敦と順番でご飯後に入った。
『じゃあお風呂さつきと入ってくる』
「行ってきまーす!!」
「ああ。長話しすぎてのぼさないようにね」
征十郎は私の顔を見て言った。
『わかってるって。さつき行こ』
私たちはお風呂場へ向かった。浴槽は2人が使って足を伸ばしても余裕なぐらい広い。その分洗うところも広いのだが。
「うわーー!広いね!!」
『うん。もう慣れたけど初めは広すぎて違和感あった』
平然を装ってるけど………。おっぱい大きすぎひん?え?なんでこんなんなんの?なんでなん?
私は内心これが差なのか………。と少し落ち込んだ。
「ん?どうかした?」
『大丈夫だよ?あ、シャンプーはそれね』
「ありがとー!ねえ。赤司くんとも入ったりするの??」
『え?な、なんやねん。いきなり』
「あ!関西弁が出たってことは入ってるんだー」
さつきはニヤニヤしながら言った。
『たまにね?たまに。ほんまやから』
「じゃあ子どもは?」
『ほしいけど………。私も仕事あるし、征十郎も社長で大変だから………………』
「そっかーー。仕事大変そうだねー」
『うん。毎日バタバタしてる。休日もたまに呼び出されるし』
「すごいね…………」
私たちは頭と体を洗い終わったのでお湯に浸かる。