第7章 赤い夫との日向ぼっこ
※2ページのみです。とても短いです。
日曜日。曜日の名前のように今日はとても晴れた日だ。
『征十郎』
ソファの上で本を読んでいる征十郎に声をかける。
「なんだい?」
『本を読んでるときに悪いんだけど、寝室から布団と枕持ってきて?天気いいから干そうと思って』
「いいよ。今日は見事な快晴だね」
征十郎はベランダから空を見て眩しそうに少し目を細めると寝室へと取りに行った。
『ありがと。ごめん。続き読んできていいよ』
「いや、干すの手伝うよ。大変だろう?」
『うん。じゃあお願い』
2人でベランダいっぱいに布団や枕などを干した。