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melancholia syndrome

第3章 初めての友達


キーンコーンカーンコーン____…

午前の授業が終わるチャイムが鳴る。

「んじゃあ、授業はここまでだけど少し連絡があるので聞いてください」

生徒達の前に立って改めて話す時、先生は敬語で話す。

これは先生の癖なのかな?

「来週に一泊二日で新入生親睦会があります。今日中には班を各自で組んでおいてください」

はーい、とみんなは返事する。

対する私は完全に青ざめる。

友達が1人もいないのに、どうやって班を組めばいいの!?

私が1人悩む間にクラスメイト達はお昼ご飯を食べ始めていた。
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