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神降ろし

第2章 普通


「誰と会わないようにするんだい?」

「ぎゃあっ⁉︎」


いきなり後ろから声をかけられて、

鳥肌がたつ。

振り返ると、茶髪の優しそうな少年が

立っていた。 名札からして同級生だろう。

「あの…あなたは?」

「ん?僕は…まぁ後で分かるよ〜」

声も甘くて、とろけてしまいそうだった。

「いつからここに?」

「君が来たときからずっと」

ということは、あの独り言も全て

聞かれていたのだ。

「ほら、教室に行かないとダメだよ?」

「あっ!そうだった、あ。またいつか…」


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