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神降ろし

第2章 普通



テレビをつけると、妖怪退治の中継だった。

土御門家の陰陽師が札をもち 何かを唱えた。

すると、札から龍が飛び出てきた。


「やばっ!二次元の事みたい!!」

テレビ越しからすれば、CGにしか見えない

ほど、あり得ない技だった。

「かっこいいなぁ〜、陰陽師」

ただ、舞の目に妖怪は映っていない。

土御門家の人間でもないし、天眼の持ち主

でも無いからだ。

「ま、私とは無縁の世界だけどなぁ〜」

天ぷらを食べながら呟く。
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