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恋愛玩具

第4章 玩具



(私はただ、からかわれてるだけなの...?)


遊びで昨日のような事をされたのかと思うと悔しくて再び涙が滲んでくる

「バカじゃないのっ...!人の事なんだと思ってるの!?」

気持ちが溢れて涙が止まらない私の顎を掴んで、無理矢理目線を合わさせられる

(どうして...。なんで、そんなに悲しい目をするの...?)

雨宮君の瞳は切なく私を見下ろしていた

「絶対、逃がさない...」

そう言った時の彼の顔を私は一生忘れないだろう

あんなに...悲しい目をした彼の顔を......


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