第25章 飛龍の村
飛龍の村
栃木県日光市
友知らずのある、雲竜渓谷(うんりゅうけいこく)を中心に
円状に1000平方kmまでが、別次元として存在。
最初に、飛龍を扱ったもの・飛龍一族初代が
別次元として時間を空間ごと分け、より修行できるようにした。
その32年後の1682年(村では64年後)
歳をとるのが倍といったことにより
外とは時間の流れが違うことで、分けた方がいいと
外交を絶つことにし、村から外に出ることを禁とする。
それから、外で言う1862年(村からすれば360年)
明治時代に入る前=江戸時代・末期から
干渉を完全に絶ったことにより、立ち入りも不可能。
(その空間内の物質
もしくは、所有物が両方に触れていた場合)
奇跡的に立ち入ることができたとしても
その村を包む空間に、異物として判断された後
幻覚によって反対方向へ帰され、入れなくなる。
狐に化かされたなどの騒ぎになったこともあるのは
それが要因だとか、何だとか…
そして現在!
153年経った、2015年!!
(村では306年!!)
未開の土地が、今まさに開かんとしていた!!
ってわけで…
夏美「いいからぱっぱと連れて来なさいよ!!
約束したでしょ!!??」
ぶんぶん
恵土「なんで首根っこ掴んで揺するの~?;
目が回るぅ~;世界が回るぅ~;」
冬樹「ねえ!お願いだからぁ~!;」
ぶんぶんぶん
二人して
交互に左右へすさまじい勢いで揺すりまくってます;
ドロロ「二人共!;やめて下され!!;
恵土殿が!;」
止めに入ろうとするも
二人『ドロロは黙ってて!!』
同時に怒られてしまいまして…;
恵土「めがぐらんぐわん~++;」
ですが、そのおかげで一時的に止まり
少しは動きが落ち着いたかと思いきや
ぐわんぐわんしながら
その周囲に、キラキラと星が見えてました;