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奇跡 【ケロロ軍曹】

第23章 目覚め




キアラ「きゅ^^//♪」

チュッ


その言葉に、とっても嬉しそうに唇を奪ったキアラ…


ドロロ「うっ…(涙目」


恵土「こら!
そんなことしたらドロロが(ドロロへ顔を向ける)

…?
ドロロ?」

ドロロ「拙者は…(震え)

拙者は夫失格でござるうううううう!!!!;

うわあああああ!!!><;(涙」

涙を流しながら、走り去っていっちゃいました;


恵土「なんだってそんな風に?;」
キアラ「きゅ?」

二人そろって首傾げないで下さい;


そしてそして…


ドロロ「うっ;ひっく;ぐすんっ;」

両膝を抱えながら泣きじゃくるドロロ


小雪「ドーロロ^^
よかったね、恵土ちゃんと仲良(微笑)

…(呆気)

ってどうしたの?;(汗」

ドロロ「小雪殿ぉ~;;(涙」

後ろから、満面の笑みで肩に手を置いて呼びかけるも

振り返ったドロロの顔を見て、思わず固まる小雪でした;


で、事情を説明すると…


小雪「あ~;

嫉妬で、気付いたら思わぬ方向に行っちゃったんだ;」


ドロロ「ズーン)恵土殿に合わせる顔が;」

小雪「でも、本人は

そんなことは気にしてないと思うよ?


第一、誰よりも人の苦悩に敏感で…

相手の苦しみを感じ取ることができる、優しい人だから(微笑)


だからきっと、わざといったんじゃないってことぐらい

解ってるよ^^」


ドロロ「…果たして、そうでござろうか」

小雪「ん?」


ドロロ「…拙者は、ただ我慢できなかった…

キアラ殿に甘えられ、恵土殿が喜んで笑って…


ぎゅ(拳握る)


…なぜか、無性に…

寂しいと感じ
悔しさや苦しさが入り混じった心地になったでござる…


そして…恵土殿に

(脳裏によぎるのは、小雪と共に笑う自分と

それを遠くから見て笑顔を浮かべる恵土の姿)


そのような思いをさせ続けていたことに

今の今まで、全く気付かずにいたことも…(拳握り震え)


いつも、そのような想いを

恵土殿へ味あわせていた自分に対する怒りもまた…(目を伏せる」

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