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奇跡 【ケロロ軍曹】

第17章 海




そういえば、近頃タイトル出ていませんよね?

何かあったのでしょうか?


ケロロ「ん~。じゃあまあ、一つ言っとく?」

頑張って下さい!


「アンビリーバブル!未知との遭遇!であります(敬礼」


はてさて、皆さんそろって海水浴でもするつもりのようです。



まあ、今は真昼間。


朝ご飯に関しては道中に列車で食べましたし

それで着いたのは、午前10時ぐらいですから…



恵土「う~ん。泳ぐかなぁ。

それとも、一緒に砂で何か作るかな…」

何やら悩んでいるようです


おやおや、そんな間に…


小雪「ねえねえ、ドロロ!

あっちの岩場、浅瀬らしいから色んな生き物がいるみたいだよ!
一緒に見に行こうよ!」

ドロロ「いいでござるな(微笑」

二人は走っていっていました…


恵土「…」

辺りを見渡すと、そこに見えたのは…


楽しい話でもしているのか

冬樹と夏美と睦実が笑っていて、桃華も笑っていて…


ケロロたちも、ギロロやタママたちと笑っていて…


恵土「…一人、か(ぼそ」

ぽつんと、自分だけが一人でいて…


周囲には、気付かれていなかった…


ステルス能力でいえば、恵土の方が上のようで…


砂浜にあぐらをかいたまま、精神を統一させていた…



恵土「微笑)…楽しそうで、何よりだな^^」

そうドロロと小雪の笑顔を見て、嬉しそうに笑う恵土に対し…


ケロロ「にや)ゲロゲロリ♪
さっきの仕返しの、チャンス到来!)

あっれぇ~?
もしかしてドロロ、小雪殿のこと好きだったりするのかな?」

恵土「そりゃそうでしょ。
親友みたいだし、心が通じ合っているし(微笑」

ケロロ「そっかぁ~」

ギロロ(ん?ケロロと恵土?
変わった組み合わせだな…

一体、何を話しているんだ?)

歩み寄った瞬間…


ケロロ「でもさぁ…

恵土って、皆から忘れられてるんじゃない?(黒い笑み」

恵土「ずきっ)…そっか…

それでも、皆が楽しめていれば何よりだよ…」


その衝撃的な一言に、胸を痛めながらも立ち去る恵土…


その方向は、海の近くにある山だった…

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