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奇跡 【ケロロ軍曹】

第15章 帰途




発進した日向家


その天井では…

アリサ「長い別れだったな」

ネブラ「親しい者との別れは辛いものだ(目を瞑る」

そう言い合う二人がいた…


そんな中…

恵土「!?幽霊!?;」

夏美「ああ。幽霊ちゃんね。

あの時、会ってなかったっけ」


恵土「…へえ、悪霊じゃないんだ」


冬樹「…」


しかし、涙を浮かべたまま

ケロン星を見つめたままの冬樹…


夏美「ほら、元気出しなさい!」

冬樹「でも…急すぎるよ;

もっと早くに言ってくれたら…」

夏美「…あいつらなりに、考えがあったからなんじゃない?

何とかなるとか、そんな風に軽く考えて…
結局、こんな別れ方になるなんて思ってもみなかったとか…」
冬樹「解ってるよ!そんなの…

それでも、相談して欲しかったんだ…(涙目」

夏美「冬樹…」

恵土「…また会えるよ。

それで終わるような、やわな奴じゃないだろ?(真剣」

冬樹「…うん!(微笑)

なんたって、軍曹たちだもんね^^;」

恵土「そうそう^^」


そうして…

無事に、日本へと辿り着いたのだった…


それから、各々は帰って来るのだが…


夏美「まったく。

テントも放ったらかしで居なくなるなんて…」


それから、モアもまた…

おじさんが帰れるようにとのことで、ケロン星にまだいた…


各々の思いの中…

時は進む…


事態が急転したのは、3時間後だった…


ケロン星

ケロン軍、本部


ドロロ「ペコポンへ行くことを許可して下され!」

「ならぬ!
侵略者として行ったが、逆に助けられた。
その意味が解っているのか!?」

ドロロ「無理は承知。

それでも…
護らねばならぬものが、そこにはあるのでござる!」

「ならぬといったらならぬ!」

ドロロ「ならば…
拙者の命一つで、取り計らって下され!!」
ギロロ「何を言ってるんだ貴様!」
タママ「思い留まるです!;」
ケロロ「そうだって!;
そんなのやったって、恵土殿も誰も喜ばないって!!;」

ドロロ「止めて下さるな~!!><」


刀を抜いて自害しようとするドロロを

必死になって止めようとする三人

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