藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第7章 ♡Story31♡ 危機感
廉がじゃがバターをもう一個買い終わった頃...
「"パクッ"......高校生の餓鬼にしてはいい出来前だな。」
早速廉はじゃがバターを口に運んだ。
「「「......(苦笑)」」」
「......あれ、お前ってもしかして......桂木廉?」
「んあ?誰だ俺の名前を呼んだ奴h......っててめぇ!」
廉は後ろから急に声をかけられ、勢いよく後ろに振り向いた。
「なんでお前がここにいんだよ!」
「るっせぇ玉森!」
廉に声をかけた人物は変装した裕太だった。
裕太の後ろには他にも変装した人物が複数いた。
「裕太、そんな調子だと正体がバレるぞ。喧嘩するなら小さい声でしろよ。」
「だって颯太、こいつ嫌いなんだもん......」←
「ああ?てめぇから喧嘩売っといてなn..「廉、いい加減にしろ。」......。」
「悪いな、うちの裕太が......」
「いえ......こちらこそ、うち廉が失礼しました。」
お互いに頭を下げる保護者代わり?の颯太と柊。
「おめぇらこいつらの保護者だな(笑)
裕太、そろそろ行かないと食いもんなくなっちまうから行くぞー。」
「はーい仲居さん......」
(あんにゃろう......見るだけでムカつくっ!)←
「ふんっ!二度と俺の前に現れんじゃねぇぞ?"パクッ"」
(こんのシスコンがっ!)
「食べながら言っても説得ねぇし!」
「「裕太っ/廉っ」」"バコッ!"
「「っぅぅ......(泣)」」←
颯太と柊に頭を殴られた二人は目に涙を浮かばせていた(苦笑)
「この人達のことはほっといて行きましょう、中居さん。」
「そうだなシオン(笑)
陽向と雪乃も、早く百合のとこに行くぞー!」
「「はーいっ!」」
裕太をほっといて喫茶店に向かう仲居達。
「っちょ待ってくださいよ!......べーーっだ!」←
急いで後を追いかける裕太は、一瞬振り向いて廉にあっかんべーをしてきた。
ムッ
「ふんっ!」
「「「小学生の喧嘩......」」」
そしてA.N.JELLのメンバーは二人の口喧嘩を見て呟いたのだった(苦笑)