第2章 全員集合
真姫がみんなと連絡を取り、集まることになった。
大人びたM'sの再開。
みんなの思いはあの頃と違う。
真「久しぶりね」
に「で?本題はやっぱりあのことでしょ?」
凛と花陽は真姫から事情を聞いて全て知っている。
だけど、思いはまとまっていない様子で
花陽は目に涙を溢れさせていた。
穂「私はやりたい!もう一度みんなで!」
真「無理よ。もうみんな違う道を歩んでる」
凛「り、凛ももう一度したい…凛はM'sがあったから変われた」
花「凛ちゃん…いいのそれで…?言ってたじゃん。なりたかったエステティシャンになれたのはM'sが自信をくれたおかげだって…そんな簡単に夢を捨てちゃうの?」
凛「かよちん…でも、凛はM'sが好き。そんなM'sで仕事ができるなら、凛はそっちの方がいい!」
に「みんな分かってるの?もう一度M'sとして活動しても、あの時と同じようには出来ないのよ」
凛「そんなの分かってるよ!でも、にこちゃんそれじゃあ……逃げてるみたいじゃん…」
絵「確かにそうだわ。でも、私たちはもう大人。学生の時のように失敗を恐れずには活動できないわ」
海「そうですね。失敗してしまえば、生活が危ないですから」
こ「こんなこというのも…あれだけど…希ちゃんはどう思ってるの?その…あの時だって…名前を付けてくれたし、みんなを集めてくれたし………」
希「うちはね…」
バタンッ
希がそう言いながら立ち上がった時、倒れてしまった。