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青春あやまち論 【黒子のバスケ】

第7章 そういうことだったのね



「スターティングメンバーは赤司、緑間、紫原、青峰、灰崎だ。行って来い」

「ちょっと、コーチ?!流石にそれは…」


鬼畜すぎませんか?と言おうとしたとき、修ちゃんに肩をつかまれ、首を横に振った。

いや、悪いのは祥ちゃんだけど。

修ちゃんにシメられた直後に試合に出るのは流石に怪我する(既にしてるけど)リスクが上がるというか…。

すると、コーチと修ちゃんは目を合わせて、お互いに頷いた。

…あんたらグルかい。


「それと黒子。お前は後半から出てもらう、いいな」

「…はい」





午後の試合が始まった。

順調に点を重ねているように見えて、やはり二試合目だからか動きが鈍く、大ちゃんなんかはシュートが外れてしまった。全員かなり息が上がってきているようだ。


「やっぱり課題は体力ね」

「ああ。二試合目ともなると相当動きが落ちる」


私と同意見の修ちゃんは答える。


「にしても灰崎はだらしねーなー。あいつは一試合目なのにもうニブってるじゃねーか」

「それは虹村がヤキ入れたからじゃない?」


同感です。久保田先輩。

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