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【関ジャニ∞小説】 Voice〜唄を愛する者〜

第1章 君の声にかき消されて…


「コーラス、そこ忘れないで」


音響さんからの厳しいダメ出し。


これも何度目のセリフか分からないぐらい同じことを何度も言われている。


「…はい」


本当は、忘れてなんかいない…。


ただ私の声が届かないだけ。


「もう1回、頭から」


かき消されてしまうのだ。


「すみません、もう1回お願いします。

次はちゃんと歌います」


関ジャニ∞の皆さんに頭を下げる。


忙しい皆さんの時間をこれ以上割く訳にはいかない。
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