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初 恋 ア ン ブ レ ラ

第8章   おでこに…


ゆっくりと目を開けば
至近距離にあった顔が
離れていた。

されずに済んだ、と
安心していたら…

目の前には第2ボタンまで外された
制服のシャツの奥から見える鎖骨があって。

おでこに柔らかくて温かい何かが
一瞬だけ当たった。
















渋「…………今日はここにしといたるわ」



柔らかく微笑んで「じゃあな」と背を向けマンションの中へと入って行った。

またもや残された私は
心臓をバクバクさせる事しか出来ず…

おでこに手を当て
暫く動けずに居た。


こんなの好きにならん方がおかしいわ…
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