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今 夜 か ら は 。

第4章 お鍋の日。


皆さんお待ちですよ、と
素敵な笑顔で
渋谷さんと一緒に
奥の個室を案内される。











 「また後で来ますね」



ニコッと微笑み去ってく店員さん。

どうやらお座敷の個室なようで
下には、既に3足の形の異なる革靴があった。












 「ここ、行きつけやねん」

 「そ、そうなんですか」

 「結構人気あってな、カウンターとかテーブルはすぐ埋まるからっていつも個室にしてくれんねん。常連の特権や」



なんて会話をしながら靴を脱ぎ
ゆっくりと戸を開け…
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