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【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】

第27章 恋人達の甘い時間





「タイミングが良いな。もう出来てるぞ」



シャワーと着替えを終えリビングへと向かうと、ちょうど朝食が出来上がったようだ。オムレツの甘い匂いが鼻をくすぐる。



「美味しそうだな。お前、ホント料理上手いよなぁ」



そのまま匂いに誘われるように席につく。
この三日ほとんど料理を任せてしまっているが、彼の作る料理は格別でつい甘えてしまう。



「いただきます」



箸でオムレツを割ると、とろりと半熟の卵がこぼれる。そのまま箸で掬い口に運ぶと、舌中にほどよく甘い味が広がり自然と頬が緩んだ。

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