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【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】

第27章 恋人達の甘い時間



押し倒されるようにベットに横にされ、いつもよりも遠慮がちにシャツに手をかけ脱がしてくる。衣服を全て剥ぎ取られ、素肌にシーツの感触が直に伝わる。
晋助は露わになった胸元にゆっくりと口づけを落とした。そのくすぐったさに小さく身を捩る。
その後も、まるで壊れ物でも扱うかのように優しく肌を撫でてくる。それは心地よくもあるが、どこか焦れったい。


あれだけ言ったのに、まだ気にしているのだろうか。今更になって自分を抱いていた事に、罪悪感でも感じてしまっているのだろうか。


腕を伸ばし晋助の首に絡ませる。少し驚いた表情を浮かべているが抵抗はなかった。



「俺は、お前を恨んじゃいない。どうやったら信じてくれるんだ?」



「…お前を信用してねぇわけじゃねぇんだ。…ただ、これ以上傷付けるのが怖くなった。お前が大切な存在になればなるほど怖くなる。お前を壊したくない」



その答えに思わず小さく笑いを零してしまう。
そんな事を気にしていたのか。
そしてその反面、大切な存在という言葉に嬉しさを感じる。



「何が可笑しい」



「ごめん。けど、怖がる必要なんてないだろ。俺、お前が思ってるほど軟じゃないぞ?」



「…だが」



「大丈夫。お前と一緒なら、俺は壊れる事もないし、傷付く事もない。…これでも信用出来ないか?」



「うわっ…!」



気を緩めていたのか、腕を掴み引っ張ると簡単に動いた。そのまま今度は俺が上になり晋助に覆いかぶさる。

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