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【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】

第24章 ハッキリして



俺だってどう説明していいか分かんねーよ。


明らかに困惑した表情を浮かべている銀八に八雲は内心ため息をつく。


思わず逃げて来ちゃったけど、あれ以上何をどうしたらいいのか今でも分からない。
気持ち伝えて、それから…なんであいつはあんな事言ったんだ?
あー、頭痛い。全て終わらせるはずだったのに、前以上に悩んでる気がするな。
取り敢えず正解を考えてみよう。きっと見つかるはずだ。高杉があんな事した考えられる理由は…


①都合の良い玩具がなくなってしまったから。…あの契約もセフレとしてまだ繋ぎ止めたかったから、とかかな。

②好きだという告白にドン引きしているから。…それならあの顔は納得いかなくもないけど、あの謎の契約の説明にはならないな。あ、関係を戻して告白をなかった事にしたいとか?

③実は高杉も俺に気があった…は、ありえないよな、絶対。


まぁこの中で一番考えられるのは①だよな。
…理由が分かったところで何の解決にもなってないんだけど。問題はそこからだろ。
というか、俺も俺だよな。なんで…

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