• テキストサイズ

【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】

第20章 契約解除



唖然としている俺の手の中にボイスレコーダーを渡された。



「用はそれだけだ。じゃあな」



「ちょ、ちょっと待てよ!」



帰ろうとする高杉の腕を掴み慌てて止める。



「どういう事だよ。…いきなり、契約解除だなんて…なんで…」



「そのままの意味だ。元の無関係に戻るだけだろ。もうお前を玩具にはしねーよ」



「だから、なんでだよ!今まで散々好き勝手やってきてたのに、なんでいきなり!」



「俺がテメーをいつ捨てようが俺の勝手だろ。…もう飽きたんだよ、お前に」



言葉が胸に突き刺さる。高杉は腕を掴む俺の手を払うと玄関へと向かった。

/ 331ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp