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【ヘタリア】突然現れた味音痴【攻男主】

第5章 俺の気持ちは



「本田ー、仕事もうちょっとで終わる?」

「あっ!品川お疲れ、ごめん!もうちょっとで終わるからちょっと待ってて!ほんとごめんっ」

「分かった!じゃ、自動販売機の所で待ってる」

品川は時間通りに仕事を終わらせ俺のところに来てくれた、だけど俺はまだ少し残っている仕事があった。
(品川に時間を取ってもらったのに仕事が終わっていないなんて申し訳なさ過ぎる……。)

資料のまとめと見直しを急いで済まし、まだ作業をしている社員にお先にあがります。と伝えて俺は品川が待っている所に急いだ。








「ごめん!今終わった!」

俺が自動販売機の所に行くと買ったコーヒーを飲みながら品川は待っていてくれていた。

「ううん、別に10分くらいだから大丈夫だよ」

「ありがとう、で、今からの相談と遅れたお詫びに何か奢るからゆっくり出来るカフェでも行こう?」

「本田、なんか奢ってくれるの?ラッキー!
じゃーっ近くに美味しいケーキがあるカフェ知ってるからそこ行こ!」


道案内を品川にしてもらいそのお店に着く。
そのカフェの内装はゆったりとした色合いで、ここなら落ち着いて話す事ができる、品川も俺の話を聞いて暴走する事もないだろう。
窓側にある席につき、店員に注文が終えると、俺はその話をする前に深呼吸する。


「…で?私にしか出来ない相談って?」

「え…とね、まず、お昼話したアメリカ人のエミリーちゃんとイギリス人のアリスちゃん覚えてる?」

「覚えてるもなにも、その話の印象強すぎて一生覚えてるくらいには覚えてるわ」


「それさ……蓮には言えなくて言ったデタラメなんだよね」

「え⁉︎それってどういう……」

俺がその先を言おうとしたときさっき注文したケーキやコーヒーが運ばれてきた。
(タイミング……っ!)

店員が商品をテーブルに出し終え、失礼します。と一礼していなくなって少し間が空いた後俺は口を開いた。














「エミリーちゃんとアリスちゃん……本当は、男、なんだよね」

「……………え、男?
…って事は…告白とかキスされたのって男?ガチBL…?
……ちょ、え、えぇ⁉︎それ、本当⁉︎こんな近くにこんな最大の萌えが潜んでるなんて‼︎何でもっと早く教えてくれなかったのよ!」

「ちょっ、品川声抑えて!」

「あっ…ご、ごめん!」




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