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危険な年上カレシ

第1章 出会い


「じゃあ、お酒飲めるよね?」


え…。


「天瀬さんが言う楽しいことってこのことなんかい?」


先ほど怒鳴り散らしていた人が意味のわからないことを言う。
楽しいこと?


「はい。」


にこおっとした笑顔で「天瀬」という男は微笑んだ。

そして固まったままのわたしの耳元でこう言った。


「学校に連絡されたくなかったら、飲んでよ。…飲んでくれたら、お礼たくさんするからさ」


連絡されたくない…
それにお礼って…もしかして、こんな豪華なオーラの人だしお金かも!!
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