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ただの怖い話

第8章 眼にはみえないもの


私には普通に人には見えないものが見える
それはー「霊」
幼かったころ母にこのおばあちゃんに誰って聞いたとき
誰もいないわよって言われて最初は母が私を怖がらせるために言ったのだともっていました
だから私はここにおばあちゃんがいるでしょ?って
でも母は私を怖がらせるために言ったのでは
ありませんでした
母の方が「何言ってるの?」って怖がっていました
そのおばあちゃんの霊は優しかったので良かったのですが
本当に怖い目にあったのは、黒い霧みたいなものが
私を追っかけて来た時でした学校やお店に入ろうとしても

ドアが開かなくてその時は一番最初にあったおばあちゃんに助けられたのですが…
幽霊が見えるようになって
良いことも悪いことも起こるようになり
いつも友達からから何してんの?って聞かれたりして
周りの人が見えないということをよく忘れてしまいます
慣れてしまった今は悪い霊か良い霊かの判断が
つくようになりました

最近後ろに霊がいる気配があるのですが……
どこにも霊がいないのです
次の日
彼女は体調が悪くなり病院に行こうとして
横断歩道をわたると同時にトラックにはねられ
亡くなりました
彼女は夢で貞子のような人が芋虫のようにして
這いつくばっている夢をみて
その貞子のような人が彼女の方をみた瞬間目が覚めたのです

…いたのですあの彼女が感じた気配は本当でした
でも彼女に見えるはずがない
だって…彼女の背中に貞子のような人はくっついたまま
事故にあうまで
離れなかったのです……
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